USBタイプCの互換性問題を解決した15型モバイルモニタをASUSが発表。USBビデオチップ内蔵、縦置きにも対応 – Engadget 日本版

Home » エレクトロニクスブランド » エイスース ASUS » USBタイプCの互換性問題を解決した15型モバイルモニタをASUSが発表。USBビデオチップ内蔵、縦置きにも対応 – Engadget 日本版
エイスース ASUS, エレクトロニクスブランド コメントはまだありません



本機はさらにUSBタイプAをタイプCに変換するアダプタも付属。付属ケーブルはタイプC-タイプC版ですが、アダプタを介してタイプAしか搭載しないPCにも接続が可能です(もちろんこの場合は、本機内蔵のUSBビデオチップが使われます)。

ASUS側はこのUSBビデオチップ自動切り替え機能を『ハイブリッドシグナルソリューション』と名付けています。
本機の電源はUSB給電でまかなえるため、ASUS側は上述のアダプタと合わせ「ほぼすぺてのPCとUSBケーブル1本で接続を行える」とアピールします。

ただし当然ながら、USBビデオチップを使用する場合は、ディスプレイドライバのインストールが必要となります。合わせて仕様表には、詳細条件は不明ですが「USB 3.0モードの場合、輝度が180nit(=cd/M2)に制限される」という注意書きもあります(仕様上最大輝度は220nit)。

しかし、昨今のUSBタイプC関連でカオスを招く一因となっている「タイプC端子搭載のPCやスマートフォンから、DisplayPort信号が出ているのかどうか、確認する手段がほぼなく、接続するまでわからない(ので、ディスプレイを買っても使えるのかどうか不明)」という問題に対して、コストは掛かるものの、一定の解決を見たことは大きく評価できるところ。

さて、本機の特徴はこれだけではありません。液晶パネルがIPSタイプである点、左右6.5mmのナローベゼル設計などにより、15.6インチモデルとしては小型、軽量になっている点なども特筆できます。

本体サイズは359.7×226.4×8mm(幅×奥行き×高さ:カバー含む)、重量は780g。またZenシリーズを冠するため、背面はノートPCであるZenBookシリーズなどにも共通した、波紋状の仕上げとなっています。

さらに、本体を立たせるスタンド機構は2通りを選べる点も特徴。昨今のタブレットなどで多い「付属のケースを折りたたんでスタンドにする」パターン(上写真左)だけでなく、右下部分に空いた穴に付属のボールペン『ZenScreenペン』を刺すことでもスタンドにできます(上写真右)。

なお「ペンが付属」という点から誤解されがちですが、本体側はペン入力どころかタッチにも対応しません。

このペンを使ったスタンド機構により、標準で縦長置き(ポートレート表示)にも対応します。さらに縦横を方向を検知するセンサーも搭載しているため、画面に合わせてディスプレイを自動回転させる機能も使えます(ただしWindows使用時で、付属アプリ「ディスプレイウィジェット」をインストールする必要あり)。

加えて、同社のゲーム向けディスプレイに採用されている『GamePlus』機能も搭載。FPSタイトル向けに、画面中央に照準をオーバーレイ表示する機能「Crosshair」と、RTSタイトルなどで便利なカウントダウンタイマー表示機能「Timer」が使用可能。
さらにブルーライト低減機能やチラツキをなくすフリッカーフリー機能も備えます。

ペンを使ったスタンド機構などの詳細に関しては、山口健太氏によるレポート記事を参照ください。

ASUS、MacBookとUSB Type-Cケーブル1本で接続するモバイルディスプレイ:COMPUTEX 2017

このようにMB16ACは、モバイルディスプレイとしては高価ながら、ナローベゼル設計をはじめとするディスプレイのトレンド機能を盛り込み、さらにUSBビデオチップを介した幅広い機器との互換性を実現している点など、便利かつ実用的な仕様を盛り込んだ、トレンドセッター的な製品。

とくにUSBビデオチップの内蔵と自動切り替えは、他のメーカーの製品でも採用してほしいほどの「気が利いた」設計でしょう。個人的には、これがUSBタイプC専用ディスプレイの標準的機能になってほしいとも思います。






コメントを残す