カシオの自撮りカメラが中国で成功しているわけ〜コンパクト型新モデルを今月発売 – iPhone Mania

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Casio TR-M11
 
カシオ計算機の自撮り専用カメラが中国を中心とするアジア圏で非常によく売れているといいます。地域ごとのユーザー傾向を読み解き、ニーズを察知しすぐさま対応するなど、成功の秘訣が明らかになりました。

専用デジタルカメラはまだ売れる

誰もがスマートフォンを持ち歩く時代に、デジタルカメラの需要の低下は進んでいく一方のように思えます。
 
しかしながらカシオ計算機は、カメラを自撮り専用として開発することで新たなニッチ市場を切り開くことに成功しました。
 
カシオ計算機の自撮りカメラシリーズEX-TRは、中国を中心としたアジア圏で女性から圧倒的な支持を得ているようです。

中国と日本の自撮り文化の違い

中国には、自撮り画像の公開に対する恥ずかしさのようなものはいっさいなく、ソーシャルネットワーキングサービスのWeibo(微博)では、女性たちが日々競い合うようにお互いの自撮り画像をシェアしているといいます。
 
また中国人は、儒教の影響もあって美容整形への抵抗感が強いといわれており、代わりに自撮り加工が流行しているようです。父母から受け継いだ身体に傷をつけるのはよくないという孔子の一節は、いまでも受け継がれているとのことです。

中国でニッチ市場を開拓したカシオ

カシオ計算機は、スマホの自撮り機能だけでは物足りなく感じるユーザー層の存在を察知し、「自拍神器(自撮りの神器)」をキャッチフレーズに、自撮り専用カメラEX-TRシリーズを2011年に投入します。
 
カメラ、液晶モニターそしてフレームがそれぞれ独立して回転する自撮り専用カメラは、「美人加工」機能も搭載し、売り切れ状態が続くほどの人気製品となりました。
 
2014年、東洋経済の記者は、香港で当時5,000元(約85,000円)の「神器」カメラが実際には倍の1万元以上で取引されていたのを目撃しています。
 
EX-TRシリーズにまだWi-Fiが搭載されていなかったころ、ユーザーがデバイスの液晶モニターに映る自撮り画像をスマホで撮ってシェアしていることに気づき、すぐさま次のモデルでWi-Fi機能を盛り込むなど、ニーズへの細やかな対応もカシオ計算機の中国での成功の鍵となっているようです。
 

コンパクト型自撮りカメラTR-M11

カシオ計算機は、自撮りカメラの新モデルTR-M11を10月に発売しました。TR-M11はコンパクト型になっており、カメラとLEDライトが埋め込まれたデバイス上部と、タッチスクリーンのついた本体下部で構成されています。
 
カメラは1,200万画素のイメージセンサーを搭載し、高画質な写真撮影はもちろんのこと、焦点距離の調整で輪郭を細く見せることもできるそうです。
 
価格は500ドル(約56,000円)と、これまでのEX-TRシリーズと比べて手が届きやすくなっています。
 
TR-M11は、LEDライトで様々な特殊エフェクトを作り出すことも可能です。
 
Screenshot from 2017-10-13 13-18-35
 

 
 
Source:The Verge, 東洋経済
(lexi)






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