【ビデオ】ホンダ、米国で10代目「アコード」を発表 V6とクーペは廃止 – Autoblog 日本版

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2018 Honda Accord Touring
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ホンダは14日、米国で今秋から発売される2018年モデルの新型「アコード」をデトロイトで発表した。アコードはホンダのミッドサイズ・セダンでは最も成功したクルマで、今回の10代目もこれに続く。ゼロから作り上げられたデザインはエクステリアもインテリアも新しいスタイルを取り入れている。そして、信頼性は高いが古くなってきたV6エンジンを取りやめ、ターボチャージャー付直列4気筒を採用したことが議論を呼んでいる。


2018 Honda Accord Touring

全体的なフォルムは、新型ホンダ「シビック」と似ている。ルーフが後方まで傾斜して伸びたファストバック・スタイルで、先代より15mm低く、10mm幅広く、10mm短くなった。ホイールベースは55mm長くなり、高速走行時の安定性が高まると同時に、後部座席の足元スペースも少しだけ拡大された。前輪駆動では難しいフロントの短いオーバーハングが、新型アコードをスポーティに見せている。大きなグリルにはクロームのバーが備わり、その両端に9ランプのフルLEDヘッドライトとフォグライトを装備(グレードによる)。後ろ姿はLEDテールライトとデュアルエキゾーストパイプが特徴的だ。

2018 Honda Accord Touring

グリーンハウスは先代より傾斜しており、これは実際よりもワイドに見せるためだ。シートは着座位置が低められ、居住性がやや改善された。室内は70リッターほど拡大し、荷室も少しだけ広くなった。特にハイブリッドでは90リッターも荷室容量が増大したという。

なお、ホンダは新型アコードにクーペは設定しないと発表した。クーペはカッコイイが、これまでアコードのセールスにはあまり貢献していなかった。V6エンジンのように、今日の市場では合理的と見なされないのだ。

2018 Honda Accord Hybrid

シビックや「CR-V」のように、新型アコードのキャビンは先代よりも大幅に改善されている。多くの内装部分により上質な素材が使われ、デザインは空間効率を最大限に高めることに重点が置かれている。新しいシートは肩周りのサポートが改善され、アームレストのパッドも厚みが増した。運転席は12段階の電動調節式で、シート・ヒーターとシート・ベンチレーション機能が搭載されている。後部座席にもシート・ヒーターが内蔵された。

インフォテインメント・システムの8インチ・スクリーンは、両サイドにラジオのチューニングとボリュームを調整するダイヤルが備わる。Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応し、様々なアプリをカスタマイズして使用できる。「HondaLink」の最新バージョンは緊急路傍支援、遠隔施錠/解錠、エンジンスタート、盗難車追跡システム、リモート診断、ジオフェンシング、スピードトラッキングなどが利用可能だ。6インチのヘッドアップディスプレイにはスピードメーターやタコメーター、ナビが表示される。

新型アコードはこれまで以上にコネクティビティも充実した。今や必要不可欠となったBluetoothに加え、今回のモデルでは4G LTEで車内WiFiも提供する。テスラ「モデルS」や「モデルX」と同じように無線回線を介してシステムのアップデートも可能だ。USBポートを使ってスマートフォンの充電もできる。

2018 Honda Accord Hybrid

だが、新しいアコードに関する最大のニュースは、4気筒エンジンへの移行だろう。V6は愛すべきエンジンではあるが、売れ行きが鈍く、燃費効率と排出ガスの点で時代遅れになりつつある。今回、アコードに設定されたエンジンは3種類で、そのうち2つは直噴ターボ・エンジンだ。あとの1つは、ホンダの2モーター式ハイブリッド・システムの最新版である。トランスミッションは、CVTと新開発の10速AT、そして6速MTがエンジンやトリムによって組み合わされる。

2.4リッター自然吸気直列4気筒エンジンに代わってベース・エンジンとして採用されたのは、1.5リッター直列4気筒ターボ「デュアルVTC」エンジンだ。最高出力192hpを5,500rpmで、最大トルク26.5kgmを1,500rpmという低回転から5,000rpmまでのワイドな回転域で発生する。数字を見ただけでは大幅に進歩したようには思わないだろうが、実際の走行時には低回転域のトルクが力強く感じられることだろう。標準はCVTだが、「スポーツ」トリムでは6速MTも選べる。

2018 Accord 2.0 Turbo with 10 AT

2つ目のターボ・エンジンは、これまで北米仕様に用意されていたV6が廃止され、代わりに用意された2.0リッター直列4気筒ターボ「i-VTEC」エンジンだ。これは新型ホンダ「シビック TYPE R」の2.0リッターターボ・エンジンをベースに、アコード向けのチューニングを施したもので、最高出力はV6の278hpから252hpに下がったものの、最大トルクは34.8kgmから37.7kgmへと大幅に向上した。1.5リッター・エンジンと同様、この最大トルクは1,500rpmという低回転域から発生するため、街中ではV6より強力に感じられるはずだ。こちらは10速ATと組み合わされるが、やはり「スポーツ」トリムには6速MTも用意される。

第3世代に進化した2モーターのハイブリッド・システムは、従来のように内燃エンジンと走行用/発電用という2基の電気モーターを組み合わせたものだが、2.0リッター直列4気筒アトキンソンサイクル・エンジンは、ホンダによれば量産エンジンとしては最高クラスの熱効率40%を達成したという。また、走行用モーターには、世界で初めてレアメタル不使用の磁石が採用されている。新開発のバッテリーパックは、従来のトランクからフロア下へ設置場所が移された。これによって荷室容量が拡大し、後部座席も可倒式とすることができた。

製造技術の改善と、高張力鋼板やアルミニウムの使用範囲を拡げたことで、新型アコードは先代と比べ50〜80kgも軽量化された。同時にボディ剛性も向上しているという。フロント・サスペンションはアルミ製コントロール・アームがアルミ製のサブフレームに取り付けられている。アダプティブ・ダンパーと液体封入式ブッシュの採用によって乗り心地も向上しているそうだ。

2018 Honda Accord Touring

最近の新車で増えているように、新型アコードも自動緊急ブレーキ、車線逸脱警報、路外逸脱抑制機能、
アダプティブ・クルーズ・コントロールなどを含む「Honda Sensing」と呼ばれる先進安全システムが搭載されている。リアビュー・カメラは全車に標準装備。ブラインド・スポット・インフォメーションや、前後のパーキングセンサー・システム、クロストラフィック・モニターはオプションで装備可能だ。

価格はまだ発表されていないが、米国仕様の新型アコードには多くのトリムレベルが設定されており、1.5リッターが「LX」「スポーツ」「EX」「 EX-L」、2.0リッターは「スポーツ」「EX-L」「 EX-L Navi」「ツーリング」、そしてハイブリッドは「ハイブリッド」「EX」「 EX-L」「 EX-L Navi」「ツーリング」が揃う。北米仕様のアコードは、数年前に日本に生産拠点が移っていたハイブリッドも含め、全て米国オハイオ州メアリーズベルにあるホンダの工場で生産される。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー






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