【データで読む】韓国メーカー、有機ELで圧倒的シェア – SankeiBiz

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 米アップルが今年後半に発売する次期「iPhone(アイフォーン)」には、有機ELディスプレーが採用されるとみられる。有機ELは液晶よりも薄く、画面のコントラストが高いほか、最大の特徴として、任意の形状に曲げ加工ができることがある。

 現在、スマートフォンに有機ELを採用するメーカーは、韓国のサムスン電子や一部の中国企業などにとどまっているが、アップルの採用により、世界的に有機ELの普及が加速するとみられている。市場調査会社の富士キメラ総研によると、有機ELを搭載するスマートフォンの割合は、2015年には16.8%だったが、21年には40%に達する見込みだ。スマートフォン向けディスプレーの出荷金額ベースでは、18年中には有機ELが液晶を上回るとみられており、ディスプレーメーカーの主戦場は液晶から有機ELにシフトする。

 有機ELディスプレーの市場では、韓国がスマートフォン向けなどの中小型と、タブレット端末やテレビ向けなどの大型の両方で圧倒的なシェアを有する。有機ELは、歩留まりや大型化など技術面での課題が多く、日本勢を含む他国のメーカーが撤退してきたが、韓国勢はヒト・モノ・カネを最大限投入し、技術的な優位性と量産化によるコスト競争力の両面で優位に立っている。

 一方で、有機ELは、引き続き製造技術や材料面での課題が多い。日本メーカーは、発光材料や基盤材料などの高機能部材や製造装置のほか、ディスプレーメーカーとの高いすり合わせ力に強みを有しており、有機EL市場の拡大をにらみ、技術開発や増産計画を加速させている。(編集協力=日本政策投資銀行)






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