トヨタやメルセデスも注目するキャンピングカーショー(日経トレンディネット)

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トヨタはライトユーザーに狙い

 トヨタの展示は「ハイエース」のカスタマイズモデル2台が主役。日常からアウトドアまで使えるという「ハイエース リラクベース」と、床をフラットにして積載性を高め、趣味を楽しむためのクルマであることがひと目で分かる「ハイエース マルチ ロール トランスポーター(MRT) TypeII」を展示した。

 バンタイプで圧倒的なシェアを持つハイエースだが、キャンピングカーとしてカスタマイズするベース車両の定番。しかしトヨタが狙うのは、よりライトな使い方をするユーザーだ。今回の展示には、車中泊や趣味の移動車という用途に、ファミリー層などのニーズを掘り起こす狙いがある。

 ハイエースの売り上げ自体は商用車として安定してはいるが、さらに拡大する可能性は少ない。ライトユーザーを捉えることで、市場を広げたいとの意図が感じられる展示だった。

●日産はEVで培ったリチウムイオン電池を活用する

 日産もトヨタ同様に「NV350キャラバン トランスポーター」や「NV200バネット」の車中泊仕様車「NV200バネット マルチベッドワゴン」など商用車の展示がメインだったが、リチウムイオンバッテリーシステムを搭載した「NV350キャラバン」ベースのキャンピングカーも参考出展した。これは、リーフで培ったEV技術を活用したもの。8kWhのリチウムイオンバッテリーを後席シート下に搭載し、満充電状態なら照明や空調など車内で必要な電力の3日分をまかなえるという。コストを下げるために発電装置は搭載せず、充電には外部のAC100V電源を用いる。満充電までは6時間だというが、現実的で便利そうな機能だと感じた。

 日産では今秋から同システムを搭載したキャラバンをキャンピングカーメーカー向けに供給する予定。価格は未定だというが、キャンプ中に電気をかなり自由に使えるだけに検討するユーザーは多そうだ。

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