プロが驚いた「進化系フライパン」4選 鉄製の弱点を克服!(日経トレンディネット)

Home » デジタル » プロが驚いた「進化系フライパン」4選 鉄製の弱点を克服!(日経トレンディネット)
デジタル コメントはまだありません

 合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」(http://www.kappa-iida.com/)の6代目、飯田結太氏がイマドキの調理道具を徹底比較。今回は、プロに注目されている最新のフライパンを紹介します。「マグマ」や「バイオ」などをキーワードにした、今までのフライパンでは考えられなかった技術が盛り込まれたものが次々に登場! プロも驚く進化系フライパンを検証します。

【関連画像】“生鉄(なまてつ)”と呼ばれる、中華鍋によく使われている純度の高い国産の鋼板を用いた佐藤商事「匠フライパン」(サイズ直径24cm、重さ約1011g、板厚約1.6mm、飯田屋店頭価格4000円)

 こんにちは、飯田結太です。調理道具の基本といえばフライパンですよね。鉄製やフッ素加工のもの、セラミック製など、さまざまな材質のものが出ていますが、どれも長所と短所があって使い方に合わせて選ぶことが大切です。例えば、フランス料理などのソースを作るにはアルミ製のフライパンが適していたり、ステーキを作るなら鉄製が良いなど、プロは用途ごとに材質の違うフライパンをそろえています。

 しかし最近、そんな材質特有の長所と短所を解決した驚きのフライパンが次々と登場しているのです! 今回はそんな驚きのフライパンをご紹介します。

●鋳鉄と鋼板のいいとこどり「マグマプレート」

 ここ数年、フライパンといえば、さびにくく、手入れも簡単で見た目も美しい窒化鉄製フライパンが多く出ていました。代表的なものにリバーライトの「極 フライパン」があります。そんな状況のなかで久しぶりに登場したのが、“生鉄(なまてつ)”と呼ばれる、中華鍋によく使われている純度の高い国産の鋼板を用いたフライパンです。

 生鉄は、簡単にいえばさびやすい鉄。使用後にしっかり水気を飛ばして油を塗っておくなどのメンテナンスが必要だったり、焦げ付きやすかったりして、定番商品ながら最近ではメンテナンスがラクなフッ素加工や窒化鉄のフライパンに押され気味でした。そこに登場したのが、佐藤商事の「匠フライパン」です。

 匠フライパンの特徴は、独自に開発された内外両面に細かい凸凹を付けた「マグマプレート」。これは、鋳鉄のように表面がザラザラしています。通常、鋼板の鍋の表面はツルツルしていて、使い始めに油をしっかり浸透させる必要がありました。しかし鋳鉄はザラザラ感があることで表面の面積が広がり、普通の鋼板のフライパンよりも油のなじみが早いので焼き入れの必要もなく、また凹凸があることで食材に接する面積が少なくなって食材を焦げ付きにくくするというメリットがあります。この鋳鉄のメリットと、生鉄ならではの高温への耐久性、高い熱伝導率で食材の奥まで一気に火を通す力を組み合わせたのがマグマプレートです。

 さびにくいとはいえ、鉄製なので使用後の手入れは必要ですが、鋳鉄と鉄のいいとこどりをしたマグマプレートは、これから鉄製鍋のスタンダードになるかもしれません。

【関連記事】

コメントを残す