サンコーのレアモノ 「面白い」と「売れる」の境界線(日経トレンディネット)

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「∞(むげん)プチプチ」などのヒット商品を生み出した高橋晋平氏は「TEDxTokyo」に登壇するなど、企画・アイデア発想の名手としても知られる。その高橋氏が世の中で話題となっている“トンガリ商品”をピックアップし、開発者に直撃。企画の源泉とアイデアの“転がし方”を探っていく。

【関連画像】サンコー 山光博康(やまみつひろやす)社長(右)。1965年広島県生まれ。大学卒業後、秋葉原のPC周辺機器の輸入販売会社に入社。 2003年にサンコーを設立し、社長に就任。 「面白くて、役立つ」をコンセプトとした商品に特化した通販サイト「レアモノショップ」を展開。オリジナル企画商品も多数手がける

 今回の対談相手は、ユニークな商品を次々とヒットさせている通販サイト「レアモノショップ」を展開するサンコーの山光博康(やまみつひろやす)社長。もともとユニークなものが好きで、会社を立ち上げた際は「面白いものだけを扱う」と決めたという。“トンガリ商品”を作る上で、山光社長が重視することとは?

●「スタンド使いは引かれ合う」みたいな(笑)

高橋晋平氏(以下、高橋): サンコーさんの商品で僕が最初に衝撃を受けたのは、顎を乗せる台みたいなグッズだったんです。

サンコー山光博康社長(以下、山光): 「あごのせアーム」ですね。

高橋: ニュースで取り上げられていたのをひと目見て「めちゃくちゃいいのが来たな」と思って。下を向いている時間が長いと首を痛めやすいですけど、まさかこうやって人の手の形をしたものに顎を乗せる商品を出すとは。御社はそういうアイデア商品を次々と発売する会社というイメージがあります。何年前からこういう商品を作るようになったんでしょうか。

山光: 前職はパソコン周辺機器の輸入商社だったんですが、そのときに「普通のもの」というか、DVDロムやドライブ、マウス、キーボードとか、ありきたりのものしか扱えなくて。面白いものを提案してもなかなか受け入れてもらえなかったんですよね。自分が会社を始めるにあたって、逆に面白いものだけを扱おうと思って、「レアモノショップ」と名付けたんです。当初は中国や台湾のメーカーから腕時計型のUSBメモリーやMP3 プレーヤーといったちょっと変わったもの仕入れて販売していましたが、だんだん仕入れだけでは飽き足らなくなってきて。「これにUSBを使ったらもっと便利なんじゃないか」と考えて、2006年くらいに当時普及し始めたUSBを使って動かす機器をオリジナルで作るようになりました。

高橋: ご自身が、もともと面白いものが好きだったと。

山光: そうですね。だから、「∞(むげん)プチプチ」も、すごい目に飛び込んでくるという感じがありましたね。

高橋: お互いに気になっていたんですね。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』的に言えば、「スタンド使いは引かれ合う」みたいな(笑)。






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