古い無線LANと、3000円/6000円の最新機種で速度を比較

Home » パソコン » 古い無線LANと、3000円/6000円の最新機種で速度を比較
パソコン コメントはまだありません



旧機種から新機種への買い替え、通信速度はどう変わるのか?

とりあえず使っている古い無線LANルータ。一応使えているのだが、「安価な機種で速くなるのであれば、そろそろ買い換えてみよう。」と思っているユーザーもいるだろう。

今回は、実際に古い無線LANルータを、決して上位機種ではないが、最新の機種に入れ替えて速度を比較してみた。

 古い無線LANルータの規格

今回はこの3機種を比較した。

今回はこの3機種を比較した。一番左が旧機種。

「まだ、使えるから。」ということで一昔前の無線LANルータを利用している方もいるだろう。

一昔前の無線LANルータは、以下のような規格を利用している。

■IEEE802.11a

利用周波数帯:5GHz帯

最大通信速度:54Mbps

特徴:電子レンジなどの家電製品やBluetoothの電波干渉を受けにくいが、障害物に弱い。

■IEEE802.11g

利用周波数帯:2.4GHz帯

最大通信速度:54Mbps

特徴:電子レンジなどの家電製品やBluetoothの電波干渉を受けやすいが、障害物には強い。

以上のほかにIEEE802.11bという規格もあるが、ほとんど利用されないので割愛する。

今回は、古い機種として、手元にあった以下の機器を用意した。

この規格の機種を用意

この規格の機種を用意 無線LANの公称速度は、54Mbpsになっている。

古い無線LANルータundefined機種名は敢て隠してある。

古い無線LANルータ 機種名は敢て隠してある。

買い替え比較の対象となる最新の無線LANルータの規格

一方、最新の無線LANルータで利用されている規格は以下の通りだ。


■IEEE802.11n

利用周波数帯:2.4GHzまたは5GHz
最大通信速度:600Mbps
特徴:特徴:電子レンジなどの家電製品やBluetoothの電波干渉を受けやすいが、障害物には強い。 速度は11gより高速になる。

■IEEE802.11ac

利用周波数帯:5GHz

最大通信速度:6.9Gbps

特徴:電子レンジなどの家電製品やBluetoothの電波干渉を受けにくいが、障害物に弱い。 速度は上記規格中最高。条件がよければ、安定して利用できる。

今回用意した最新機種(2017年2月現在)は、以下の通りだ。

BUFFALO 11n/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション Qrsetup Giga Dr.Wi-Fi 300Mbps WSR-300HP/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)] (利用推奨環境1人・ワンルーム)
BUFFALO 【iPhone6S対応】11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション ハイパワー Giga 866+300Mbps WSR-1166DHP2-WH

実売価格に注目してほしい。どちらもリーズナブルな機種で、およそ3,000円程度の価格差がある。

測定にあたっては、WSR-300HPは、11acに対応していないので、11nWSR-1166DHP2は対応しているので11acを利用して計測した。

 

測定環境について

測定にあたっては、定評のあるiperf3を利用した。iperf3をインストール後、Windowsのコマンドプロンプトに以下のように入力し、測定を行った。サーバ側とクライアント側を無線で接続する。

サーバー側  :iperf3 -s

クライアント側:iperf3 -c 192.168.11.2 -f k -i 1 -w 1024k

試しに、有線で接続して計測してみると平均949,718 Kbits/sec と1Gbpsに迫る速度なので、環境のストレスはほとんどない。

測定log—————————–

[ ID] Interval Transfer Bandwidth

[ 4] 0.00-10.02 sec 1.11 GBytes 949718 Kbits/sec sender

———————————–

サーバー側のコンピュータは、i7のデスクトップ。クライアント側は、Intel B815のノートパソコンだ。子機は、手元にあった以下の製品を利用した。

BUFFALO 11ac/n/a/g/b 866Mbps USB3.0 Macにも対応 無線LAN子機 WI-U3-866D

古い機種の実効速度は

古い規格の無線LANルータ

古い規格の無線LANルータ

さて、古い機種の実効速度だが、以下の通りだ(1000kbps=1Mbps)。

25Mbps

測定log—————————–

[ ID] Interval Transfer Bandwidth

[ 4] 0.00-10.02 sec 30.6 MBytes 25651 Kbits/sec

———————————–

今回は、11gで計測したが、11aでも同じ程度の速度になる。ずいぶん遅いようだが、インターネットでWebページを見ているだけなら、大きなストレスにはならない。慣れてしまえば、特に遅いとは感じないだろう。

3000円の最新機種・WSR-300HPで11nの実効速度は

11nで利用した。

WSR-300HP 11nで利用した。

WSR-300HPで11nを利用したときのの実効速度は、以下の通りだ。

79Mbps

測定log—————————–

[ ID] Interval Transfer Bandwidth

[ 4] 0.00-10.02 sec 94.4 MBytes 79047 Kbits/sec

———————————–

11gの速度が約25Mbpsなので、約3倍以上の速度になる。どうだろうか。実売価格3,000円程度でこれだけ高速になるのだ。この速度があれば、光回線でもインターネットで利用するのであれば、十分な速度と言える。

1G対応の光回線と言っても、プロバイダと端末間の公称速度であり、それ以降にあるインターネット網の実効速度は遅い。

6000円の最新機種・WSR-1166DHP2で11acの実効速度は

11acでの測定

11acでの測定

WSR-1166DHP2で11acを利用したときのの実効速度は、以下の通りだ。

220Mbps

測定log—————————–

[ ID] Interval Transfer Bandwidth

[ 4] 0.00-10.02 sec 264 MBytes 220704 Kbits/sec

———————————–

11nでの実効速度が約79Mbpsなので2.7倍の速度となる。これだけの速度があれば、インターネットはもちろん、大容量のファイル転送にも対応できる

さて、価格的にWSR-1166DHP2は前述のWSR-300HPより約3,000円高い。どちらを取るかは、ユーザー次第だが、居酒屋でちょっと一杯やった位の投資で高速になるのであれば、やはりWSR-1166DHP2を選択した方がよいだろう。

BUFFALO 【iPhone6S対応】11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション ハイパワー Giga 866+300Mbps WSR-1166DHP2-WH


ただし、11acを利用するには、スマホ等の端末が11acに対応している必要がある。11nにしか対応していない端末を持っている方は、WSR-300HPを利用するのもよいだろう。




BUFFALO 11n/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション Qrsetup Giga Dr.Wi-Fi 300Mbps WSR-300HP/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)] (利用推奨環境1人・ワンルーム)



コメントを残す