上手なピアノ伴奏に欠かせない5つのポイント

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ピアノ伴奏は単なる脇役にあらず

歌やヴァイオリン、フルートなどがメロディーラインを演奏するときに、ピアノの伴奏はなくてはならない存在ですが単なる脇役と軽く見なされがち。でも、主役を活かすも殺すも脇役次第! どんなに主役の演奏が上手でも、伴奏がしっかりサポートして役目を果たさなければ良い音楽は生まれません。「伴奏だから誰でもいい」ではなく「あの人に伴奏を弾いてもらいたい!」といわれる上手な伴奏とは? ポイントを5つにしぼってご紹介します。

上手なピアノ伴奏に必要な5つのポイント

主役の歌や楽器が一緒に演奏して心地よく感じるピアノ伴奏に絶対不可欠な条件は次の5つ!

1.絶対に止まらない

2.テンポを維持する

3.どこからでもすぐに弾くことができる

4.臨機応変に音量のバランスをコントロールする

5.一体感のある音楽をつくる

ピアノとバイオリンの写真

上手なピアノ伴奏者は、主役の奏者が安心して演奏できるようにしっかりとサポートする

1:絶対に止まらない

伴奏は、ハーモニーやリズムで主役のメロディーラインを支える重要な役割を担っています。その伴奏が止まって突然メロディーだけになってしまうと、音楽が一気に痩せてしまいダメージが大きいのはもちろん、主役の演奏者を動揺させ、結果としてその後の演奏に影響を及ぼしてしまうことも。どんなことがあっても無音の状態を作らない!これが伴奏の鉄則です。

止まりそうになった時の対処法

万が一止まりそうになった場合は、全部の音を弾こうと無理せずに、片手だけ、または小節の最初の音だけなど、音の数を減らしても構わないのでとにかく流れを止めずに弾き続けるように心がけます。

2:テンポを維持する

伴奏者の都合で速くなったり遅くなったりテンポが不安定になると、メロディー奏者が演奏しづらいのはもちろん、徐々に合わなくなってきて、聞いている側にとっても心地良いものではありません。安定したテンポを維持してメロディーが安心して演奏できるベースを作るのが伴奏者の務めです。

息つぎへの配慮

また、忘れてはいけないのが歌やフルートなど息を使って演奏する楽器に必要な「息つぎ」です。テンポを乱すことなく、メロディー奏者が息つぎをする間をさりげなく上手にとってあげることも伴奏者にとって欠かせないテクニックのひとつ。予め息つぎをする箇所をチェックして楽譜に書き込んでおくようにしましょう。

3:音量のバランスをコントロールする

ピアノは鍵盤を押せばある程度の音量が出ますが、歌は特に声量に大きな個人差があります。自分一人で練習している時と同じように弾くと、肝心のメロディーが聞こえなかったり、逆に遠慮して小さく弾き過ぎると音楽全体が貧弱になって盛り上がらないなどの問題がでてきます。

どのぐらいの音量で弾けばちょうど良いバランスか的確に判断し、相手に合わせて伴奏の音量をコントロールすることが大切です。録音したり、離れた場所で誰かに聞いてもらうなどして、こまめにバランスをチェックするようにしましょう。

4:どこからでもすぐに弾ける

「曲の途中からだと弾けない。」という人がいますが、一緒に練習する時に「もう一度、ここから。」と言われてすぐに弾き始められないと効率が悪いばかりか、万が一演奏の途中で止まるようなハプニングが生じた場合でも、最後まで流れに戻ることができません。伴奏は臨機応変にどこからでもすぐに弾き始められるように丹念に弾きこんでおくことが必要です。

主役の奏者がうっかりミスして1小節飛ばしてしまった!そんな時に、誰にもわからないようにさりげなく合わせてあげることができればプロ級です。

5:一体感のある音楽をつくる

どんなにピアノが上手に弾けても、自己主張が強くピアノばかりが目立つようでは伴奏者としては失格です。上手な伴奏者は、場面に応じてこまやかに音量や表現を工夫し、主役のメロディー奏者と調和し一体感のある音楽をつくりだします

前奏や間奏、メロディーと掛け合いをするような場面ではソロと同じように遠慮なく前面に出て主張し、控えるべきところは控える。自己主張が強すぎても、邪魔にならないように控え過ぎても良い音楽は生まれません。

また、曲想に関してもイメージを共有しておくことが大切です。一緒に演奏する前に、あらかじめ楽譜を見ながら曲について話し合っておくと、合わせて練習する時にぐっと音楽への一体感が深まるのはもちろん、ひとりで伴奏の練習をする時の参考にもなります。

自分の伴奏パートだけでなく相手のパートも歌ったり弾いたりしてみると、更に曲へのイメージがふくらみ伴奏に磨きがかけられますよ。




アンサンブルの写真

上手な伴奏者は、地味な脇役に徹しないで、時には主役以上に存在感を発揮し一体感のある音楽をつくりだす



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